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ビザおよび規定

ヨーロッパを訪れる前に知っておくべきこと。

ユーレイルを利用した楽しいヨーロッパ旅行の計画を立てるうえで、旅に関する重要な情報を知っておくことも大切です。ヨーロッパに滞在できる期間は?ビザは必要ですか?これらの情報をより簡単にご確認いただけるよう、ユーレイルではヨーロッパのビザの規定の概要をご紹介しています。下記の情報は、欧州連合加盟国またはシェンゲン協定加盟国の市民権をお持ちでない方が対象となります。

 

4 つの大事なルール

 

ルール #1:出発の 3 ヵ月前までに、ビザが必要かどうかを確認しましょう。

 

ルール #2:お住まいの国を問わず、ヨーロッパを旅行する際にビザが不要な場合であっても、180 日間に 90 日間を超えて旅行者としてヨーロッパに滞在(半年のうち 3 ヵ月以上)することはできません

 

ルール #3:ヨーロッパで列車(バスまたは飛行機)に乗る際は、普段の身分証明書だけでなく、パスポートもご用意ください。ヨーロッパのほとんどの国では国境でのパスポート検査を行っていませんが、企業はパスポート(またはヨーロッパに合法に滞在できることを示す他の書類)を持たない人の乗車または搭乗を拒否することができます。

 

ルール #4:ほとんどの航空会社や国境検問所では、パスポートの有効期限が出国予定日から 3 ヵ月以上(一部の国では 6 ヵ月以上)後でない場合、入国が拒否されます。パスポートの有効期限や航空会社の条件を事前にご確認ください。

ビザは必要ですか?

以下の国の方は、シェンゲンビザは不要です:カナダ、米国、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、チリ、日本、韓国、香港など。上記以外の国については、こちらをご確認ください。*

 

以下の国の方はシェンゲンビザが必要です:中国、インド、インドネシア、ロシアなど。上記以外の国については、こちらをご確認ください。*

 

英国およびアイルランド:これらの国はシェンゲン協定に参加していないため、独自の入国規定が設けられています。ヨーロッパへ行くのにビザが必要であれば、大概の場合は英国とアイルランド用に別途ビザが必要となるでしょう。ビザは 1 つでどちらの国にも使えます。ビザ免除国として上に記載されている場合は英国とアイルランドにもビザは必要ありません。

 

トルコ:一般的にトルコへの入国は難しくありませんが、必要条件を満たしている必要があります。eビザ取得に関する滞在期間とビザの要件は国によって異なりますので、ご自分の国がビザ免除国として記載されているとしても、こちらからより詳しい規定をご確認ください。eビザは空港に到着してからでも受け取れますが、申請書への記入は旅行の 48 時間前までに済ませることをおすすめします。

  • eビザまたは到着時ビザ:オーストラリア、カナダ、中国、インド、米国。*

  • ビザ免除:アルゼンチン、ブラジル、チリ、香港、日本、ニュージーランド、ペルー、韓国。*

 

情報は 2018 年 2 月の時点で正確です。

シェンゲン圏

ヨーロッパの特定地域内で国境検査を受けずに国境を越えられるのは「シェンゲン協定」に基づいたもので、この協定にはヨーロッパのほとんどの国が加盟しています。シェンゲン協定加盟国間であれば、国境で身分証明書を提示する必要がありません。国境を越える際に特に手続きを必要としないため、知らないうちに別の国に入国している場合もあります。欧州連合とシェンゲン圏は異なるものであり、すべての欧州連合加盟国(またはヨーロッパのすべての国)がシェンゲン圏に含まれるわけではないことにご注意ください。シェンゲン協定加盟国は次の通りです:

 

オーストリア、ベルギー、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス。*

 

クロアチア、キプロス、ルーマニア、ブルガリアはシェンゲン協定に加盟していませんが、シェンゲンビザを保持しているか、ビザが免除されている国からお越しの場合は、これらの国に入国することができます。英国、アイルランド、トルコもシェンゲン協定に加盟していませんが、これらの国は独自のビザ規定を設けています。*

 

情報は 2018 年 2 月の時点で正確です。

 

知っておくと便利なこと