ギリシャ鉄道旅行
ユーレイルでギリシャを巡る旅は、きっと忘れがたい体験になるでしょう。 ギリシャは、古代から続く歴史と現代的な享楽主義が共存する神秘的な国です。 古の時代へといざなってくれる光景に心を奪われたその直後に、現代に戻って美しい海を眺めながら砂浜で日光浴を楽しむことができます。 ギリシャ本土で、また数えきれないほどの島々で、楽園のような日々を満喫してください。
ギリシャで鉄道旅行をされる場合は、事前にご確認いただくべき事柄があります。
ギリシャの列車のタイプ
鉄道ネットワーク
ユーレイルパスは、 ギリシャ国有鉄道 OSE が運行する列車に対して有効です。
列車のタイプ
インターシティ
インターシティの車内はエアコンが効いており、座席で食事ができるほか、バーでスナックやドリンクも楽しめ、存分にくつろぐことができます。
プロアスティアコス (Proastiakos) (郊外鉄道)は下記の各区間を運行しています:
アテネ - コリントス間(所要時間:1 時間 20 分)
アテネ(中央駅、ラリッサ駅 (Stathmos Larissis)) - エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港(アテネ国際空港)間(所要時間:45 分)
コリントス(新鉄道駅) - エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港(アテネ国際空港)間(所要時間: 1 時間 20 分)
国内夜行列車
アテネ - テッサロニキ (Thessaloniki) 間を結ぶ夜行列車が運行しています。
国際夜行列車
テッサロニキ - マケドニア共和国のスコピエ (Skopje) 間およびテッサロニキ - セルビアのベオグラード (Belgrade) 間を結ぶヘラス エクスプレス (Hellas Express) 夜行列車が運行しています。
所要時間については セルビア鉄道 (ZS) のウェブサイトをご覧ください。
予約
ギリシャ国内の日中運行列車は、ほとんどの場合、予約は不要です。
例外:インターシティ (InterCity) エクスプレスを利用する際は予約が必要となります。 予約料は不要です。
旅程
ペロポネソス半島のパトラスを起点とする場合は、次のような見所を旅程に組み込むことができます:
古代オリンピックが初めて開催されたオリンピア。
コリントスの新鉄道駅で OSE またはプロアスティアコス(郊外列車)に乗り換え、アテネやその他多くの目的地へ移動することが可能です。
世界を代表する古代文化の中心地の一つであり、近代的な都市の顔もあわせ持つアテネを起点とする場合は、次のような見所を旅程に組み込むことができます:
雄大なピリオ山の麓にある美しいヴォロスの町。
神々の山と称されるオリンポス山を訪れる途中で、ギリシャ第二の都市テッサロニキやその他多くの目的地に立ち寄ることも可能です。
ディアコプト (Diakopto) とペロポネソス半島の歴史的な都市カラブリタ (Kalavrita) を結ぶラック式鉄道 (Rack Railway) は、ヴライコス (Vouraikos) 峡谷の急な傾斜に続いてヘルモス山の標高 2,343 フィートの場所を 22 km (14 miles) にわたって走行します。
アノ レホニア - ミリエス間では蒸気機関車が運行しており、テッサリア地区の風光明媚なペリオン山を通過します。 郊外鉄道の運行区間は次の通りです:
アテネ - ハルキダ (Chalkida) (エヴィア島の首都)、所要時間 1 時間 30 分
アテネ - ルートラキ (Loutraki) (有名な海辺のリゾート)、所要時間 1 時間 40 分
景勝ルート
* カルジツァ (Kardítsa) - カランバカ (Kalambáka)
その他の情報
ギリシャのユーレイル案内所 (Eurail Aid Office)
ユーレイルについて質問がございましたら、アテネのヘレニック鉄道旅行代理店 (Hellenic Railways Travel agency)、パトラスの鉄道駅、またはテッサロニキの中央駅までお越しください。
ギリシャおよびヨーロッパ各地のユーレイル案内所について詳しくはこちらをご覧ください。
空港とのリンク
アテネの E. ヴェニゼロス空港からは、アテネ中央駅および新しいキアト駅に向かう列車が 1 時間に 1 便運行しています。キアト駅に行くには、アノ リオッシア駅で乗り換えてください。
ギリシャの都市名の表記
ギリシャ語の鉄道時刻表およびギリシャの駅では、ギリシャ語の都市名と駅名は通常現地の言語で表記されています。
ギリシャの主要都市のギリシャ語表記:
Athina = アテネ
Kérçkyra = コルフ島
Iráklio = イラクリオン
Pátra = パトラス
Pireás = ピレウス
ギリシャでの特典

ギリシャ - イタリア間のフェリー
ギリシャとイタリアの両方で有効なユーレイルパスをお持ちの方は、多くのフェリーを無料で利用できます。どちらかの国でのみ有効なユーレイルパスをお持ちの方は、一部の路線で正規運賃から最大 30% 割引になります。
国内ボートツアー
以下のフェリー会社の国内ボートツアーを特別運賃で利用できます:
ブルースターフェリー (Blue Star Ferries)
スーパーファストフェリー (Superfast Ferries)
ミノアンライン (Minoan Lines)
ギリシャのレイルパスオプション
ギリシャパス
ギリシャを鉄道で周遊する長期休暇に最適。
スタンダード料金は €80 ~
グローバルパス
ギリシャと 30 カ国までの対象国を鉄道で自由に移動できます。
スタンダード料金は €185 ~
ギリシャの島々パス
ギリシャの島々を周遊し、ギリシャとイタリア間をフェリーで旅しましょう。
スタンダード料金は €155 ~
ギリシャについて
基本データ
首都:アテネ
人口:1,080 万人
言語:ギリシャ語
通貨:ユーロ (EUR)
国番号: +30
都市名の表記
ギリシャ語の鉄道時刻表およびギリシャの駅では、ギリシャ語の都市名と駅名は通常現地の言語で表記されています。ギリシャの主要都市のギリシャ語表記:
アテネ = Athina
コルフ島 = Kérçkyra
コリントス = Kórinthos
イラクリオン = Iráklio
パトラス = Pátra
ピレウス = Pireás
ギリシャの見所

古代の神秘オリンピア
紀元前 776 年、初のオリンピック大会が開催されたオリンピアは、ギリシャ人にとって天然の神殿といえる神聖な場所でした。この神殿はペロポネソス半島 (Peloponnisos) 西部のリトホロ (Litochoro) に位置し、ゼウス神殿、競技場、プリタニオンがあります。

過去と現代がコントラストを描くアテネ
アテネに初めて到着すると、人混みやペースの速さ、また交通量の多さに驚くかもしれません。しかし、しばらく観光するうちに、たくさんの興味深いスポットが見つかるでしょう。アクロポリス (Acropolis) やパルテノン神殿 (Parthenon) から、最先端のトレンディなクラブまで、この古都には興味深い新旧の対比があふれています。2004年のオリンピックに向けかなりの規模で街が整備されたため、アテネでの移動はとてもスムーズにいくはずです。

デルフィとメテオラ
目を見張るような山々の雄姿を背景とするデルフィ (Delphi) が、ギリシャの名所の中でも屈指の人気を誇るのは当然のことでしょう。古代、この場所は世界の中心であり、人々はここで神官に託宣を求めました。また、太陽神アポロを祀る場所でもありました。アテネから 1 日かけて足を伸ばす価値は十分にあります。特に、岩山の上にある古代のメテオラ (Meteora) 修道院群は必見です。

島々を訪問
ギリシャには美しい島々とビーチがあります。鉄道の旅に船での移動を組み合わせ、ビーチと島の魅力を存分に体験してください。ロードス (Rhodos) はヨーロッパの旅行者に絶大な人気を誇ります。ヨーロッパの中世都市としては最大の人口を有し、厚さ約 40 フィート (12 m) もの城壁が周囲を囲んでいます。細長い形状をした自然豊かなコス島 (Kos) は、ユニークかつ親しみやすい雰囲気で旅行者の心を捉えます。ラスベガスさながらの華やかなナイトライフから古代の遺跡まで、ぜひ訪れてほしい名所が数多くあります。

考古学学者のパラダイス、ミケーネ
紀元前 2,000 年に建築されたこの要塞は、ペロポネソス半島北東部、アテネの南西に位置します。印象的な壁や見事な墳墓で有名であり、その他の考古学的史跡も必見です。この地からアガメムノンのマスクを始めとする財宝が発掘されました。

王室の縁深いクレタ島
クレタ島はギリシャ最大かつ最南端の島であり、フェリー旅行に最適です。クノッソス宮殿は必見です。この島はミノア文明および文化の中心であり、ミノス王の故郷であったと考えられています。伝説では、ミノス王の妻である王妃が半人半牛の怪物ミノタウロスを産んだと伝えられています。ここでは、王族の住居、玉座の間、王妃の住居を見学できます。
目的地まであともう少し

終着駅に到着したけれど、目的地まではまだ遠く、公共交通機関の運行がもう終了していたら、レンタカーを借りて目的地を目指しましょう!
ユーレイル パスホルダーは、Avis の定価から 15% 割引 でレンタカーを利用できます。
詳細は規約条件を参照してください。
通貨の変更
カートに入れたパスの通貨を変更することはできません。パスを削除してからウェブサイトのヘッダーの通貨を変更してください。