ノルウェーの旅程

ノルウェーの首都オスロは、あらゆる旅行者にとって魅力的な場所です。王宮の中をのぞいてみたり、美しいオペラハウスを訪ねてみるのも良いでしょう。アートがお好きなら国立美術館の絵画は楽しめます。お子様（そして気の若い人）なら、トゥーセンフリード アミューズメントパーク（TusenFryd Amusement Park）で最高の一日を過ごせるでしょう。バイキングの歴史に少し興味のある方は、バイキング船博物館を訪問することをお忘れなく。

オスロとベルゲンの間を走るベルゲン鉄道は、これまでに乗車した中で最も素晴らしい列車の 1 つとなるでしょう。ヨーロッパ最大の高原を走りながら、滝や凍った湖、そして野生のトナカイの群れといった景色を眺めることができます。ミュルダール（Myrdal）の山中の駅で途中下車し、絶景かつ急勾配のフロム鉄道 （Flåm Railway）で美しいアウルランドフィヨルド（Aurlandsfjord）までずっと下っていきます。

バイフィヨルド（Byfjorden）に位置する魅力的な街ベルゲンは、7つもの山々に囲まれています。ケーブルカーでウルリケン山（Mount Ulriken）を登り、辺り一帯の雄大な景色を楽しみましょう。ブリッゲン（Bryggen）の木造建造物沿いを散歩して歴史を感じた後は、活気溢れる魚市場へどうぞ。

ベルゲン鉄道でオスロに戻る際には、素晴らしい景色を再び堪能できます。翌日はオスロからトロンハイムへ、素晴らしいドブレ鉄道（Dovre Railway）で移動します。ジャコウウシが生息し、トロールが支配する場所と言い伝えられている湿地帯や山岳地帯を列車は抜けていきます。

トロンハイムはノルウェーで 3 番目に大きな街です。バイキング時代は首都としての役割を果たしていましたが、今では夏にたくさんのフェスティバルが開かれ、楽しさいっぱいの学生の街です。旧市街地の中心地では、ニーダロス大聖堂（Nidaros Cathedral）と、現在は博物館になっている大司教の館を訪問することもお忘れなく。歴史の勉強とビーチでのリラックスを両方楽しみたいなら、トロンハイム フィヨルドのムンク島（Munkholmen）まで足を伸ばしてみてください。

トロンハイムからは、ヌールラン鉄道（Nordland Railway）で北極圏のさらに北を目指します。所要時間が長いため、夜間の移動をお勧めします。夜間なら、夏は真夜中の太陽、冬は息を呑むほど美しいオーロラを楽しむことができるでしょう。

ボーデは、ヌールラン鉄道の最北端の駅です。最高の自然を堪能できるこの街には、ハイカーたちがこの土地の多くの自然保護地域を訪れるため何日も滞在します。オーロラを見るのに世界で最も最適な場所、ロフォーテン諸島まではフェリーで移動します。山ではサイクリングやロッククライミングが楽しめますし、海ではシャチが見られるかもしれません。

スカンジナビアをもっと満喫したいなら、ナルヴィク（Narvik）までバスで移動してみましょう。そこから列車はスウェーデンに向かって走り、ストックホルムまで行くことができます。さらに長い旅を楽しみたい場合には、スウェーデン北部を横断し、フィンランドまで行くことも可能です。